女声合唱組曲「白鳥」 |
■ 出版元|カワイ出版 ■ 価 格|1,300円+税 ■ 作 詞|みなづきみのり ■ 作 曲|なかにしあかね ■ 試 聴|試聴(Youtube) 国民文化祭・なら2017委嘱作品。奈良県合唱連盟女声合同合唱団によって初演。 みなづきみのり詩。 奈良、奈良と連呼するのではなく、万葉の昔から日本人のDNAに息づくモチーフをちりばめた組曲をめざしました。 「満月」月を見て大切な人を想う、大和の時代から続く日本人の繊細な精神の象徴。万葉集にも同様の歌がたくさんあります。 「砂漠」国を追われた王子の姿は、転戦に次ぐ転戦の末、大和の国に帰りたいと切望しながら果たせなかったヤマトタケルの姿に重なります。 「白鳥」ヤマトタケルが亡くなった後、白鳥となって大和の国に戻ったという伝説を想起させ、同時に、今こそ勇気を持って飛び立とうという決意と応援の歌でもあります。 「明日」気分を変えて明るく前向きなフィナーレですが、奥ゆかしさ、おおらかさを大切に。また歌詞の中に出てくる萩の花は、万葉集最多登場の花でもあり、奈良県には名所がたくさんあります。 皆様ぜひ奈良においでくださいませ♪ |