女声3部合唱とピアノ連弾のための 冬の枝 |
■ 出版元|カワイ出版
■ 価 格|800円+税
■ 作 詞|星野富弘
■ 作 曲|なかにしあかね
『冬の枝』は、もとは高校生の混声合唱のために書かせて頂いた作品です。連弾伴奏でピアニストが二人必要ですし、合唱部分も一度聞けばすぐ歌える・・・という易しさではありません。「雨を信じ 風を信じ 暑さを信じ 寒さを信じ 楽しみを信じ 苦しみを信じ 明日を信じる・・・」富弘さんのテキストも、生半可な気持ちで取り組むことのできない厳しさと深い包容力を湛えています。
札幌の女声合唱団ぐるーぷ・たんぽぽを、長年指揮された山出睦子先生に混声版をお渡しし、しばらくご検討頂いたのち「覚悟を決めました。『冬の枝』女声版、ぜひお願いします」と、お返事頂いたときには、感動さえ覚えました。
「信じれば 冬の枝にも 花ひらく」
この言葉を私達にもたらして下さった星野富弘さんに感謝申し上げます。素晴らしい初演をして下さったぐるーぷ・たんぽぽ様と山出睦子先生、連弾の久保上賴子さんと松田あかねさん、そして、ピース楽譜としての出版にご尽力くださいました牧野さえ子さんはじめカワイ出版の皆様に、厚く御礼申し上げます。皆様の心にも、素敵な花が咲きますように。
2020年5月15日なかにしあかね
《原曲混声版委嘱》 埼玉県立芸術総合高等学校音楽科
《原曲初演》2013年11月2日埼玉会館
埼玉県立芸術総合高等学校音楽科 定期演奏会
《女声版編曲委嘱》ぐるーぷ・たんぽぽ
山出睦子 指揮 久保上賴子・松田あかね 連弾
《女声版初演》 2014年9月19日 第19回女声合唱団ぐるーぷ・たんぽぽ演奏会
札幌コンサートホール Kitara 小ホール
|