Sound International Japan
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2009年あけましておめでとうございます♪
2009年01月01日(木)

あけましておめでとうございます!!

昨年は、ヴォーン・ウィリアムズ没後50年という年で、3月の東京交響楽団「海の交響曲」を皮切りに、一年を通してヴォーン・ウィリアムズ作品をあれやこれや演奏させて頂いたHappyな年でございました。

シリーズ・コンサートでは、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏を共演に迎えた「第12回英国歌曲展~牧場にそって」、「なかにしあかね作品展Ⅳ~女声合唱・2人の歌手とN響メンバーによる」、「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン2008″タメルラーノ”バヤツェット役」のほか、新しいヴォーカル・アンサンブル「The Songsters」も立ち上げ、イギリス歌曲、ヘンデル、なかにし作品の上演というSound International Japanの活動を、さらに多彩に繰り広げて参りました。新CDリリースとしては、「ヴォーン・ウィリアムズ歌曲集~牧場にそって」が朝日新聞、毎日新聞、音楽現代等で高く評価して頂き、レコード芸術誌上では特選盤に選んで頂いたほか、2009年1月号におけるレコードアカデミー賞の声楽部門でも一言触れて頂き、また、6月に新リリースされた「日本歌曲第1集」(レコード芸術準推薦盤)、再販された「ベンジャミン・ブリテン歌曲集」(レコード芸術準推薦盤)は、CDジャーナル再販の部でも高く評価して頂きました。地味な活動に目を留めて下さいました先生方、応援して下さいました皆様に心より御礼申し上げます。また、私共の制作ではありませんが、1月にはフォンテックより「ベッリーニ歌曲集」(嶺貞子先生監修)がリリースされ、5月には、なかにしあかね作曲「A Singing Bird」全6曲収録の佐竹由美さんの新CD「A Singing Bird」がリリースされました。また、「二番目に言いたいこと」「木のように」「ひとつの花が咲くように」という星野富弘さんの詩による歌曲集を3冊続けて出版して頂きました。お世話になりましたすべての方々に、心より厚く御礼申し上げます。

 

さて、2009年はいよいよヘンデル・イヤー♪ ヘンデル・フェスティバル・ジャパンでも2010年2月のホグウッド来日をクライマックスに、年間を通じてさまざまな演奏会、イベントを企画いたしております。辻裕久の最初の出演は、2009年4月20日(250年前のこの日にヘンデルが埋葬されました)浜離宮朝日ホールにおける《メサイア》です。

「英国歌曲展」は9月19日(土)18:00銀座・王子ホールにて開催。第13回目となる今回は、辻裕久超おススメのデニス・ブラウン、サー・ハリー・バートウィスルに「Hiro! おまえには絶対これが合う!!」と勧められてハマッたマイケル・ヘッド、最高にご機嫌なフィンジのシェイクスピア歌曲(過去の英国歌曲展では抜粋のみ演奏したものを今回は全曲)、そしてこれがなくちゃ始まらないブリテン!!などを予定しております。これぞ英国歌曲の真髄!!ぜひお楽しみに!!

6人の辻音楽師による「宴」は6月17日にトッパンホールにて開催致します。昨年、辻秀幸50th Birthday 記念に開始致しました「宴」ですが、チケットが早々に完売してしまい大変ご迷惑をおかけ致しました。お誕生日の日程は同じですので、今年もご来聴賜れましたら幸いです♪詳細が決まりましたらこちらのHPにもアップ致しますね!

The Songstersは本公演、リサイタルシリーズ共に今年もさらにパワーアップして活動予定です。詳細が決まりましたらすぐにお知らせ致しますので、ぜひよろしくお願い申し上げます!!

 

主催公演以外にも、8月8日熊本における《フィガロの結婚》バジリオ役や、《メサイア》が数公演、なかにし作品の初演はピアノ曲、混声合唱組曲などが予定されているほか、合唱曲の出版なども予定されており、また、5月には日本歌曲(中西覚作品)のCDレコーディングも行います。

 

現在確定していないものも含め、今年も多彩に活動して参るべく、企画を進めております。当ホームページで随時お知らせして参りますので、ぜひよろしくお願い申し上げます!!

 

2009年が、このHPをご覧頂いているすべての皆様にとって、よき年となりますように!!

 

辻 裕久・なかにしあかね