Sound International Japan
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News・最新情報

2015年01月

子どもたちと芸術家の出会う街
2015年01月10日(土)

東京都、東京都歴史文化財団、日本オーケストラ連盟他の主催で行われている「子どもたちと芸術家の出会う街」第11回は、東京交響楽団によるホルスト『惑星』コンサートや指揮、バレエ、工作、合唱ワークショップなど感動体験が盛りだくさん!!

辻裕久は、親子合唱ワークショップを担当させて頂きます。「親子で体験! ベートーヴェンの第九をみんなで歌ってみよう!」という企画で、親子100名の皆さんに、東響コーラスと共に混声合唱を体験して頂きます。お申し込みは往復はがきで2月6日まで。(大人のみの参加はできません) 春休みの感動体験に、ぜひ、ふるってご参加ください♪

日時 2015年3月31日(火) 10:30~12:00

会場 東京芸術劇場 リハーサルルームL (地下2階)

お問い合わせは 日本オーケストラ連盟 03-5610-7275

2015年あけましておめでとうございます♪
2015年01月01日(木)

あけましておめでとうございます!!

2014年は、あまりにもあっという間に過ぎた気が致します。

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辻裕久は、いよいよ玉川大学芸術学部芸術教育学科がスタートし、頼もしい同僚の先生方、元気いっぱいの新入生達と共に、充実した1年目を駆け抜けました。また、京都市立芸大大学院やフェリス女学院大学大学院の英語歌曲のコースなどで、英語歌曲を熱心に勉強して下さる若い大学院生達と共に、これまでの研究成果を生かせる教育に携われたことは、とてもありがたく、手応えを感じる喜びを頂きました。時間をかけて準備してきた玉川大学の芸術教育学科も、今年は1期生が2年生になり、2年目の新入生を迎えようとしております。学生達の日々の成長を楽しみに、さらなる教育の充実をめざして行きたいと思います。

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新コースが軌道に乗りつつある2015年は、少しずつ本来の歌手活動、英語歌曲の普及と共に、教育活動も幅を広げて行きたいと考えております。

2月13日(金)ヘンデル・フェスティバル・ジャパンは『アレグザンダーの饗宴』音楽の力がテーマのヘンデルの音楽讃歌です。

6月17日(水)ハッピー・バースデー・ファンタジーvol.8は、よみうり大手町ホールに会場を移しての開催となります。

8月7日(金)The Songsters 第7回公演 大泉学園ゆめりあホール 今年もメンバーによる小アンサンブルと全員合唱でイギリスもの、なかにしもののアンサンブルの妙をお届けします。

9月6日(日)江崎ホール(静岡) 9月9日(水)銀座王子ホール にて開催の英国歌曲展は今年で第19回目のシリーズとなり、いよいよブリテン『ミケランジェロの7つのソネット』全曲演奏に挑戦したいと考えております。

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今年はさらに、3月31日(火)東京芸術劇場で開催される、東京都と日本オーケストラ連盟による「オーケストラの日」親子ワークショップ、全日本合唱連盟の県連合唱講習会やコンクール審査員、各地の合唱団の英語指導や、東京交響楽団東響コーラスの指導など、幅を広げて参ります。

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もうひとつ、英国歌曲関連で新たなプロジェクトが始動致します!! メンバーは、佐竹由美(ソプラノ担当)、中巻寛子(アルトと学者担当)、辻裕久(テノール担当)、なかにしあかね(作曲家の立場からの発想と伴奏担当)という、まさにこの分野のエキスパート達!!!

活動は随時お知らせして参ります。ご期待下さい!!

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なかにしあかねの2014年作曲活動は、合唱と歌曲分野に集中した一年間でした。女声合唱、同声合唱で『小さないのち』『歌をさがして』『光の丘のうた』、混声合唱で『生きる』『ひとつの時代』『旅立ち』」を出版して頂き、二期会日本歌曲研究会委嘱の歌曲集『光』や、なかにしあかね作品展Ⅶで初演した『お兄ちゃん物語』、その他多くのテーマソングや小品を書かせて頂きました。また、カワイこども音楽コンクールの課題曲としてピアノの小品や連弾曲もたくさん書かせて頂き(2014年度分は楽譜『やさしい風』に収録)、音楽の初期教育について多くの思考のきっかけを頂きました。

2015年は1月末の男声合唱組曲『賢治断章』(関西学院高部グリークラブ委嘱初演)に始まり、2014年10月に八ヶ岳高原合唱フォーラム20周年記念委嘱作品として書かせて頂いた女声合唱曲「森のお客さま」「満天の星のもとで」の2曲が一冊の楽譜として出版されます。既刊混声合唱曲の男声合唱への編曲ご依頼、新作委嘱などを頂いたのをきっかけに、2015年は男声合唱にも力を入れていく所存です。また、室内楽や小編成のオーケストラに戻って、新たな音楽語法の模索を再開したいと思っております。

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ピアニストとしての活動は、近年は英国歌曲だけでなく、自作を弾かせて頂く機会も多く、2014年は本当にお正月から暮れまで常にさらうものを抱えさせて頂いておりました。2015年も自作も他人様の作品も含め、大物が次々とやってきます。ありがたいことと感謝して、精一杯努力致します。

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合唱講習会、コンクール審査員、各合唱団定期演奏会等の客演(指揮・ピアノ)など、今年も全国各地にお伺い致します。特に、昨年に引き続き3月の福島声楽アンサンブルコンテスト全国大会、5月の全日本合唱連盟コーラス・ワークショップin宮城 などは、内容の濃い日々間違いなし!! 5月24日(日)には青森でうとう女声合唱団様が、『歌をさがして』『小さないのち』『生きる』をプログラミングして下さり素晴らしい!!!コンサートを開催されます。自作をこれだけまとめて振らせて頂く機会はなかなかないので、楽しみです。精一杯勉強致します。

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本務である宮城学院女子大学でも、日々学生達にエネルギーを注いで参ります。大学が大きな変革の時期を迎える中、学生達は今日も、感動させてくれたり、ずっこけさせてくれたり、とにかくかわいいです。成長しようとする力を間近に見守ることは、何よりも教員冥利に尽きることです。

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震災復興支援も4年目に入ります。『女川輝望の丘コンサート』は、現地の木村裕先生のご尽力で38回を数え、今年もすでに何公演か決まっております。6月14日には福島支援の『音のきずな』コンサートに出演致します。初回、2回目と辻裕久が『メサイア』を歌わせて頂いたプロジェクトですが、今回はなかにしが自作の伴奏で出演させて頂くことになりました。今年は阪神淡路大震災から20年、神戸で父中西覚らが中心となって始めたフェニックスコンサートが、今や地元の文化として継続していることに心からの敬意を表し、阪神の震災後の文化の活性を思うと、東日本大震災からの復興支援が、芸術文化の彫琢へと発展する日が来ることを願ってやみません。辻裕久・なかにしあかねでお役に立つことでしたら、どうぞご遠慮なくお声掛けください。

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2015年が皆さまにとりまして、素晴らしい一年でありますように、お祈り申し上げます。

辻    裕 久  ・ なかにしあかね