Sound International Japan
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家族もみんながんばっております♪
2009年08月04日(火)

がんばる家族の皆さんをご紹介します♪

日程の近い順に、まず、父 作曲家中西覚がずっと代表を務めてきた「たにしの会」第30回記念の作品発表会。今回は管弦楽作品です。これだけの会を毎年主催し、作曲家達をとりまとめ、自分も作品を発表し続けるだけでも敬服せずにはおれませんが、さらにすごいのは、年を経るごとにさらにさらに作品が研ぎ澄まされ、音楽的に変貌を遂げ続けることです。

「たにしの会」の皆様の恩師であられる小山清茂先生がお亡くなりになりました。私も子供の頃からずいぶんかわいがって頂きました。心よりご冥福をお祈り致します。

 

中西覚つながりでもうひとつ。こちらは11月ですが、こちらは自作自演されるようです!!

中西は他にも今年、「葉月」という滑稽歌曲や合唱曲やリコーダーアンサンブル曲など新作を多数発表しておりますが、なんと言っても大物は10月2日に初演されるオペラ「淀屋橋の上で」でしょう。こちらはまだちらしを入手していないので、手に入り次第アップします。辻裕久が主役2人のうちのひとりで出演します。関西弁の中でひとり東京モンががんばる設定で、方言の違いが音楽にもとてもうまく生かされてます。(辻は最後に撃たれて死にます・・・)

 

次は姉・佐竹由美です。今年の2月から4月まで文化庁の特別派遣でニューヨークで研修しておりました成果を、リサイタルで発表されます。すべてエミリー・ディキンソンの詩によるプログラムで、佐竹由美の安定した魅力的な歌はもちろん、ニューヨーク在住の名手江口玲さんの伴奏もとても楽しみです。英国歌曲展と両方いらっしゃりたいというお客様のために、「できるだけ日にち離したからねー」という優しい姉です。皆様ぜひ9月19日の英国歌曲展と28日の佐竹由美リサイタルで、英米制覇して下さいね♪

今年は辻の亡き父・辻正行の七回忌にあたります。生きていれば77歳・・・ということで、辻音主催の大コーラス・フェスティバルが開催されます。辻秀幸・辻志朗の2人の兄をはじめ、辻正行ゆかりの指揮者が7人集って、それぞれ大切にしておられるレパートリーを演奏されます。秀幸・志朗共に全国から集ったそれぞれの合唱団員を率いてのステージとなりますが、「志朗組」がなかにしあかね作品「今日もひとつ」と「うたが生まれる」を歌って下さいます。伴奏は姉の辻悦子です。皆様よろしくお願いします♪