Sound International Japan
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2016年どうぞよろしくお願い申し上げます♪
2016年01月01日(金)

あけましておめでとうございます♪

昨年中は本当に多くの方にお世話になりました。改めまして厚く御礼申し上げます。

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本年は、1月11日(月祝)ヘンデル・フェスティバル・ジャパンが満を持してお送りいたしますヘンデル最後のオラトリオ『イェフタ』からスタート致します。タイトルロールのイェフタ役は、これぞヘンデル・テノールの面目躍如!! の役どころです。思えばロイヤルアカデミー時代にも、欧米各地のコンクールなどでも、イェフタのアリアと『セメレ』ジュピターのアリアを本当によく歌わせて頂きました。テノール歌手辻裕久を育てて下さったヘンデル様様への感謝と共に、心をこめて取り組みたいと思います。

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ソプラノ佐竹由美、アルト中巻寛子と共に、昨年7月に始動致しました『ヴィクトリアン・プロジェクト~英国歌曲の系譜を辿る』第2回は、今年没後400年を迎えるイギリスの、いや世界の芸術に今もって多大なる影響を与え続けるシェイクスピアの特集です。ヴィクトリア朝~第一次世界大戦前までの時代に焦点を当て、シェイクスピアの詩に作曲家たちがどのように取り組んだか、そしてそれが英国歌曲史にどのように寄り添ってきたかをひもときます。今回は名古屋公演も加わり、頼もしいもうひとりのピアニストも加わってパワーアップ!! 東京公演の行われる4月23日(土)は、まさしく没後400年のその日です。東京、名古屋ともに小さな会場ですのでお座席はお早めに♪

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英国歌曲展も今年はいよいよ第20回目を迎えます。1996年秋に始めた小さなリサイタルシリーズでしたが、ただただ毎年こつこつと勉強してきたら、気がついたら20回目になってました・・・プログラム、時期、さまざまに考えまして、今年は11月1日(火)静岡、11月4日(金)東京公演、ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトンという英国20世紀の誇る3人の作曲家の3組曲をプログラムし、2人の4つの目と耳で勉強してきたからこそ、と言える20回目でありたいと思っております。イギリス20世紀歌曲の多彩な魅力が満載の、イギリスらしさ、英国歌曲らしさとは?と見つめなおすプログラムです。きっとお聴き下さる皆様のお心深いところにある、根源的なものに響きあうことができるはず、と信じて努力致します。

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辻家として毎年行って参りました東日本大震災復興支援プロジェクトは、本年はまだ「辻家」としての活動は予定が決まっておりません。被災地からのお声がかかればいつでも馳せ参じます。それまでは、それぞれで行っていることを懸命に行って参ります。辻裕久・なかにしあかねは、女川で継続している輝望の丘コンサート、山元町のりんごラジオ、またこれまでご縁のあった石巻、岩沼、大船渡、宮古の皆さま、各地の合唱団や学校の皆さま、福島支援シリーズなど、これからもずっと見守らせて頂き、私共でお役に立てるものならばいかようにもお役に立ちたいものと思い続けております。

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また、毎年楽しみにして頂いている6月17日ハッピーバースデーファンタジーコンサートも、会場の都合で本年は予定されておりません。辻家長男と三男のお誕生日にかこつけて始まったシリーズでしたが、これはもはや「コンサート?」「コント?」の枠を超えた文化現象として育てるべきではないかとさえ思われ・・・さてどうなることでしょうか・・・・

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年と共に、一年を無事に過ごせることのありがたさが身に染みるようになりました。音楽活動を支えて頂いている方々、大学業務でお世話になっている方々、日々の暮らしでお世話になっている方々、家族が無事でいてくれること、すべてに感謝しながら、今年も、丁寧に暮して参りたいと存じます。

2016年が、本ウェブサイトを訪れて下さいました皆様にとりまして、素晴らしい年となりますように。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます♪

2016年 元旦

辻   裕 久 ・ なかにしあかね