Sound International Japan
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News・最新情報
東日本大震災復興支援プロジェクト 石巻
2013年02月10日(日)

日時 2013年4月27日(土)28日(日)  27日は講習会(一部)のみ。石巻復興音楽祭コンサートは28日

会場 石巻遊楽館 かなんホール

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東日本大震災復興支援プロジェクトとして昨年立ち上げました「歌おう!共に」シリーズを、今年は石巻でも行います。仙台と現地石巻のメンバーで構成された実行委員会主催、「歌おう!共に」は共催として、全面協力致します。全国どなたでも参加可の合唱講習会と発表会、石巻復興音楽祭として、オルガンの今井奈緒子さん(辻・なかにしは23年前に赤坂霊南坂教会で挙式させて頂きました時に奏楽して頂きました・・・)、辻家(今回は長男夫婦、三男夫婦の参加です)、TARAT1983(辻・なかにしの芸大時代の同級生達による室内楽)という、豪華!!!ステージをご用意しております。辻家とは古いおつきあいで遊楽館のオルガンも設立当初から関わっておられる今井さんの心強いサポート、また、TARAT1983は東京で同級生達のネットワークで活動し続けている復興支援プロジェクトに支えられております。

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会場の遊楽館は仙台から車で約1時間半と交通の便も悪く、被災地の現状を間近に感じる場所です。遊楽館前には大規模な仮設住宅が立ち並んでおります。私達外部の者にとっては、決して物見遊山のお祭り騒ぎではなく、いろいろな人の思いがありながらも気持ちを持ち続けていくよすがとなりたい、そんなささやかな願望にしかなりえません。それでも、来て、見て、感じて、共に歌ってほしいと、現地の実行委員会は心から望んでおります。当日は、地元の物産販売なども行います。全国の皆さん、ぜひご来場ください。音楽祭は参加も入場もすべて無料ですが、ぜひ石巻でいっぱいお金を使って下さい。私達も、地元を愛し、地元の復興を願って動いている現地の実行委員会を、応援したいと思います。

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石巻復興音楽祭ホームページはこちら

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お問い合わせ先 090-9038-2132 伊藤 (9:00-18:00)  clinics@livedoor.com

申し込み先  トップツアー仙台店 TEL 022-263-3232  (平日9:00-18:00)FAX022-265-5765

英国歌曲ミニコンサートと公開講座のご案内【大雪対応について】
2013年02月05日(火)

フェリス女学院大学音楽学部演奏学科の特別公開講座として、英国歌曲のミニコンサートと公開講座を行います。一般公開され、どなたでも入場可能です。詳しくはこちら

2月6日の大雪予報に際し、主催者様のフェリス女学院ホームページに対応が掲載されています。大雪対応のフェリス女学院大学サイトはこちら

また、当日、フェリス女学院大学演奏委員会室にお問い合わせ頂くこともできます。 045-681-5189

あけましておめでとうございます♪
2013年01月01日(火)

あけましておめでとうございます。

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昨年中は今までに増して、素晴らしい出会いに恵まれ、建設的で発展的な関係が広がり、見えるもの見えないもの含めたくさんの支えを頂いていることを感じ、成長させて頂いた年でした。

コンサートではヘンデル・フェスティバル・ジャパン「サムソン」、「第16回英国歌曲展」、アンサンブル・ノマドの皆さんの協力を頂いた「なかにしあかね作品展Ⅵ」、出版物ではCD「英国抒情歌曲集~Home, sweet Home」、なかにし作品楽譜では「なかにしあかね歌曲集」「合唱曲 歌が生まれる」「子供のためのピアノ曲集 地球の詩」「女声合唱曲集 風の吐息」「混声合唱ピース 逢いたい」「混声合唱とオルガンのための The Garden of Love 愛の庭」「弦楽四重奏曲 Absolution」などを世に出して頂きました。震災復興支援の活動としては、2012年3月より開始した「女川に音楽を」プロジェクト・シリーズ、「岩手で 歌おう!共に」などを企画しながら、「東北復興大合唱祭」「PRAY FROM KOBE 3.11」他多くの活動にも参加させて頂きました。ご協力くださいました皆様、気持ちをお届けくださいました皆様に心より御礼申し上げます。

これらの活動のひとつひとつが、私共にとって大切な、音楽家としての学びの場となっております。

心より感謝申し上げます。

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本年は、ブリテン生誕100周年を迎えます。

イギリス声楽曲「4つの花盛りの時代」(と、私どもが勝手に呼んでおります)

①リュートソングの時代

②パーセルからヘンデルへ バロック声楽曲の時代

③ヴィクトリア朝後期から20世紀前半の歌曲の時代

④ブリテンによるテノールレパートリー充実の時代

を、さらに探求していきたいと存じます。

1月14日ヘンデル・フェスティバル「アルチーナ」オロンテ役(②)、8月3日ダウランドの夕べ(①)、第17回英国歌曲展は、メゾソプラノ波多野睦美さん、ハープ木村茉莉さんをゲストにお迎えして、9月14日(静岡・清水マリナート)、9月17日(銀座・王子ホール)にて大ブリテン祭(④)となります。2012年10月にリリースさせて頂きましたCD「英国抒情歌曲集~Home, sweet Home」(③)のレパートリーも、大切に歌って参ります。また、日本語作品として、3月27日中西覚作曲新作室内オペラ「鴨川のほとり」塙源太郎役なども予定されております。

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なかにし作品の初演予定は、3月30日竹下景子さんの朗読で、初めて星野富弘さんの詩ではなくエッセイに音楽でコラボ致します。3月27,28日には全日本少年少女合唱連盟全国大会(北九州)において、みずかみかずよさんの詩による「水平線」を合同演奏曲として、4月13日村田さち子さんに書き下ろして頂いた詩による女声合唱組曲「そして今が生まれた」、6月9日日本合唱指揮者協会の委嘱による男声合唱曲「ぶどう」(星野富弘詩)、8月4日岸信介先生の舫の会の委嘱により女声合唱組曲「花の風」(星野富弘詩)、12月15日北九州市少年少女合唱団委嘱により「小さないのち」(みずかみかずよ詩)、他にも素晴らしい詩人の方々との出会いによって生まれてきた作品や、器楽曲などがございます。上演の詳細がわかり次第こちらのホームページでお知らせして参ります。

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震災復興支援も3年目に入ります。状況も心情もどんどん変化する中で、求められるもの、ふさわしい形を模索しながらやって参りました。

私共の主催、企画運営によるものは、以下の3本を柱としております。

・「女川に音楽を」輝望の丘コンサート

当ホームページのLinksからもリンクしております。多くの演奏家の方々のご協力によって、活発にコンサートが行われて参りました。演奏に行って下さる方もまだまだ募集しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

・「岩手で 歌おう!共に」

昨年に引き続き、盛岡キャラホールにて、6月15日に開催致します。前回は、地元の岩手県合唱連盟様、シンムジカ様のボランティア協力により事務を取り仕切って頂きましたが、今年は岩手県合唱連盟事務局様に一本化され、より、現地のニーズに添った形をめざして参ります。

・「石巻復興音楽祭」

昨年の「岩手で 歌おう!共に」をモデルとして、現地の実行委員会主催、石巻市の共催で4月27日~28日に行われます。辻家の「歌おう!共に」も共催の形で全面協力致します。また、私共の芸大時代の同期の友人達(TARAT1983)の協力による室内楽の演奏、辻家の長年のよき友人である今井奈緒子さんによるオルガン演奏もして頂けることになりました。

いずれも参加者大募集の予定ですので、詳細が決まり次第お知らせして参ります。

復興支援は、最終的に地元の文化に収れんされることが理想だと思います。震災直後は一方的な「支援」という始まり方であっても、時と共により対等な、建設的な人間と人間の関係へと変化し、その中で、地元が選び取るものがふさわしい形で根付いていく、今はその変化の過程の中だと思います。これからも模索が続きます。柔軟に変化に添いながら、いつでも気軽に声をかけて頂き、何かアイデアないかと言って頂ける存在でありたいと願っております。

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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2013年1月

辻  裕 久   なかにしあかね

「逢いたい」混声版が出版されました♪
2012年11月24日(土)

 

カワイ出版の「歌おうNIPPON」プロジェクトに提供したオリジナル作品で、2012年第79回NHK学校音楽コンクール 全国コンクール・高校の部  スペシャルステージで演奏して頂いた、「逢いたい」混声版がピースで出版されました。

詳しくはこちら

CD「英国抒情歌曲集 Home, Sweet Home」の評を頂きました
2012年11月01日(木)

2012年11月号各誌にCD「英国抒情歌曲集~Home, Sweet Home」の評を頂いております。

感謝と共に、以下に一部抜粋させて頂きます。

レコード芸術(準推薦)

《辻裕久&なかにしあかねお得意のイギリス歌曲のCDが久々にリリースされた・・期待にたがわぬ演奏になっている。辻の歌いぶりはますます練れてきて、アーティキュレーションやイントネーションは自由自在。それが単に洗練されたテクニックにとどまらず、歌い手の声質の十全な発揮に役立っている。辻裕久の声は独特のフィジカルな粘り気を帯び、曲によってはイギリス人以上にイギリスの風土や情景を生み出す・・・土地への愛着と反発のコンプレックスを含んだ曲への感情移入は抜群、理屈を超えたフィジカルな共感力で訴えてくる。さらに、クィルターの「春の日の花と輝く」などでは、日々の慣れきった生活の中にふと眼にする新鮮な日常の発見のおどろきも感性豊かにとらえられている。今回のなかにしあかねのピアノもすばらしい。一音一音に慈しみがこもり、まるで言葉で訴えてくるかのよう・・・今回は歌と独立してモノローグの色合いの強い弾きぶりも聴かれた》

音楽現代(準推薦)

《英国近代歌曲に長年取り組むスペシャリスト、テノール辻裕久の最新アルバム・・・ヴォーン=ウィリアムズの明るく表情豊かな高音域、クィルターでの淡い哀感や郷愁誘うシンプルなフレージング、なかにしあかねの活力あるピアノが支える「陽気な粉ひき」での快活な歌いぶりなど好感触・・・歌曲ファンに新境地を拓く一枚として勧めたい》

ぶらあぼ(新譜ぴっくあっぷ)

《辻は英国歌曲をライフワークとするエキスパート。実に丁寧な歌い口。・・・歌の流れを阻害するものは何もない。曲の配置もうまい。聴き進むにつれて声の調子も上がってくるような気さえして、ぐいぐい引き込まれる。残りトラックが少なくなっていくのを口惜しく思えるディスクに出会えるのは幸せなことだ》

CDジャーナル(2012年12月号)

《英国近代の歌曲では並ぶ者のないテノール辻裕久がイギリス抒情歌曲を丁寧に歌い繋ぐ。「埴生の宿」の何と懐かしく胸に染みることだろう。私たち日本人の心の琴線に触れる見事な歌唱・・・締め括りに置かれた「緑の木陰で」の闊達な表現にも注目したい》

CDの詳細はこちら

暖かく、細部まで丁寧にご批評頂きましたこと、心より御礼申し上げます。今後とも、丁寧に、大切に、勉強して参ります。

女声合唱組曲『風の吐息』が出版されました♪
2012年10月07日(日)

女声合唱組曲「風の吐息」が出版されました。

詳しくはこちら

新CDリリース!! 英国抒情歌曲集「Home, Sweet Home」がリリースされます♪
2012年09月20日(木)

2012年10月7日全国一斉発売です!!  9月の英国歌曲展シリーズで先行発売中。

CDの詳細はこちら

こどものためのピアノ曲集「地球の詩」が出版されます♪
2012年09月19日(水)

こどものためのピアノ曲集「地球の詩」 10月1日発売です!! 詳しくはこちら

英国歌曲展 関西公演完売のお知らせ
2012年09月01日(土)

9月17日(月・祝) スタンウェイ関西 ミニホール

英国歌曲展 関西公演 は、おかげさまで全席売り切れとなりました。

まことにありがとうございました。

宮城学院女子大学生涯学習講座「なかにしあかね女声合唱作品を楽しむ」
2012年08月25日(土)

ここ数年、一日特別講座で開催してきました宮城学院女子大学の生涯学習講座が、4回講座となりました。

とりあげる作品は「よかったなあ」と「今日もひとつ」から、です。

9/27(木)から3週連続、毎週木曜日14:10~15:30 の講習の後、

最終日は10/14(日)宮城学院女子大学大学祭において講座発表会を行います。

どうぞふるってご参加ください。

お問い合わせ・申し込みは

〒981-8557
宮城県仙台市青葉区桜ヶ丘9丁目1番1号
宮城学院女子大学 生涯学習センター
TEL:022-279-4341 FAX:022-279-5876
E-mail:mgcenter@mgu.ac.jp

宮城学院女子大学生涯学習センター webお問い合わせフォームは こちら